ようこそ、山岳部へ!

国高時代の山岳部のこと

入部の経緯

私の卒業した武蔵野市立第4中学校には山岳部があり、2学年上の兄が入部していました。兄から山の素晴らしさや大自然の雄大さを聞くうちに興味を持ち、入部したのが登山を始めるきっかけとなりました。
また、当時、FM東海(現・TOKYO FM)の串田孫一さんの番組「音楽の繪本」を聴いており、時々登山の話もしていました。この番組も山への興味をかき立てる要因の一つでした。国立高校に入学後も、自然と山岳部に入部しました。

国高時代の山岳部の思い出

当時の山岳部の部室は、ちょうど校門のわきにあり、まさにバラックのような「山小屋」でした。練習は、甲州街道の日野橋までのランニング、その後は谷保天神の境内でのうさぎ跳びや上体起こし(今では禁止されているかもしれません)、さらに上級生からの「水を飲むな!」という叱咤激励がありました。(懐かしい!!!)
ロッククライミングの練習の一環として、校舎の屋上からザイルを確保しての降下訓練、さらには(当時の)図書館の壁にハーケン(鉄のクサビのようなもの)を打ち込んで…。(これ以上の記述は控えます…(冷汗・苦笑))
トレーニング登山では、奥多摩の雲取山(東京都最高峰)を登り、下山はマラソンのように全力疾走することもありました。合宿では、南アルプスの北部や南部を縦走し、今とは違いずっしりと重いザックやテント、さらには10日分の食料を担いでの山行は非常に厳しいものでした。しかし、今となってはかけがえのない貴重な経験です。おかげさまで、まだまだ体力の貯金は残っているのかな…。(苦笑)
卒業後も時々、昔の仲間と交流を続け、登山を楽しんでいます。

山岳部 兼子利夫(3組)
2025.3.24

2019年、秋の尾瀬です。宇田川修さん、榊間裕さん、倉澤茂さん、鈴木久さん、水山栄子さん(旧姓波部)そして兼子利夫です。素晴らしい秋の好天に恵まれた最高の山旅でした。

2012年、都内での懇談会です。今井一夫さん、宇田川修さん、榊間裕さん、鈴木久さん、平田啓一さんそして兼子利夫です。還暦を過ぎて皆で集まる機会をもとう、といった趣旨で再会を開始し、この後ほぼ年に数回「生存確認」を兼ねて懇談と楽しい山旅とスキーを楽しんでいます。

2013年、南アルプス南部の3000m峰聖岳のふもとの聖平で宇田川修さんと平田啓一さんに兼子利夫が偶然出会いましました。両名はこれから聖岳などを登山開始し、私は、荒川三山、赤石岳そして聖岳を無事縦走して下山するタイミングでした。今でもこの偶然は信じられません。